上海国際映画祭 明日開幕!!
明日16日から第21回上海国際映画祭が10日間の日程で開幕する。日本からは58作品が出品されており、最も注目が集まるコンペティション部門の金爵賞とアジア新人賞には犬童一心監督の「猫は抱くもの」など4作品がノミネートされた。昨年、アジア新人賞で「Blank 13」の齊藤工監督が最優秀監督賞を受賞している。アジア新人賞は22日、金爵賞は24日の授賞式で発表される。
昨年は日本から65作品が正式出品されており、上映本数では昨年を下回るものの、国別上映本数ではアメリカ、中国に次いで3番目に多く、中国での人気の高さが伺える。日本映画を特集する“JAPAN FILM WEEK”、人気作品を上映する部門“SPECTRUM”、作家性や独創性の強い作品を上映する部門“NEW FROM AUTEUR”など多彩なラインナップがプログラムされている。
また、映画祭が注目する作品を上映する部門“SIFFハイライト”ではカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「万引き家族」の上映も決定しており、23日の上映会では是枝監督のQ&Aが行われる。その他にも「アリーテ姫」の片渕須直監督、「OVER DRIVE」の羽住英一郎監督、「君が君で君だ」の松居大悟監督など総勢20作品の監督やキャストが来場を予定している。
【上海国際映画祭】