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シンガポール国際映画祭 日本から6作品が選出

「HAPPYEND」| Courtesy of Singapore International Film Festival

第35回シンガポール国際映画祭が開幕から7日目を迎え、残すところあと4日となった。今年は45カ国105作品がプログラムされており、アジア映画が全体の80%を占める。地元シンガポールからは約30作品がプログラムされており、ヨー・シュウホァ監督の「黙視録」やエリック・クー監督の「スピリット・ワールド」などが凱旋上映を果たしている。国外からも話題作が多数ラインナップされており、エイミー・アダムス主演の「ナイトビッチ」や、デビッド・クローネンバーグ監督の「シュラウズ」、ミゲル・ゴメス監督の「グランド・ツアー」などが並ぶ。

日本からは5部門6作品が選出されており、映画祭の最高賞を競うアジアン・フィーチャー・フィルム・コンペティション部門に、空音央監督の「HAPPYEND」がノミネートされた。同部門は、アジアの新人監督の発掘を目的に長編監督3作目以内を応募条件に定めており、「HAPPYEND」は空監督の長編3作目で初の劇映画となる。現地時間の7日11時と8日14時に行われる上映会には、空監督が登壇しQ&Aが行われる。受賞作品は、8日20時から行われる授賞式で発表される。

映画界に最も貢献したアジア俳優に贈られる”スクリーン・アイコン・アワード”(旧シネマ・アイコン・アワード)は、台湾人俳優のヤン・クイメイとリー・カンションに贈られた。昨年はファン・ビンビン(中国)が受賞し、これまでにミシェル・ヨー(マレーシア)や、サイモン・ヤム(香港)、役所広司(日本)、ジョアン・チェン(アメリカ/中国)、ヤオ・チェン(中国)などアジアを代表する俳優が賞を受賞している。

シンガポール国際映画祭