日本最大級の映画祭情報、応募代行サイト・ガラコレクション

香港「夜明けのすべて」がクロージング上映

「夜明けのすべて」| Courtesy of HKIFFS

第48回香港国際映画祭が、明日から4月8日までの12日間の日程で開幕する。“A Portal to Another World:別世界への入り口”を映画祭のテーマに掲げ、様々な地域や文化の映画を上映し、文化交流や相互理解を促進する。オープニングはレイ・ヨング監督の「All Shall Be Well」(中国)が飾り、クロージングは三宅唱監督の「夜明けのすべて」が務める。

今年の上映本数は194作品(62カ国)。ワールドプレミア5作品、インターナショナルプレミア6作品、アジアプレミア64作品となった。日本からは濱口竜介監督の「GIFT」、工藤梨穂監督の「オーガスト・マイ・ヘヴン」、黒沢清監督の「チャイム」など、5部門で18作品が上映される。賞の対象となるコンペティションには、伊藤詩織監督の「Black Box Diaries」、泉原昭人監督の「カワウソ」、平井敦士監督の「おゆ」の3作品がノミネートされており、現地時間7日18時30分から香港文化センターで行われるアワードセレモニーで受賞作品が発表される。

Filmmaker in Focus(監督特集)には、香港映画を代表する映画監督の一人でもあるフルーツ・チャン監督が選ばれており、代表作「メイド・イン・ホンコン」など10作品が上映され、Face to Face(特別講義)が行われる。その他にも、マーティン・マクドナー監督(イギリス/アイルランド)やビクトル・エリセ監督(スペイン)、ジャン・ユスターシュ監督(フランス)らの特別上映も行われる。

香港国際映画祭