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第75回ベルリン国際映画祭 明日開幕

「Blue Moon」| © Sabrina Lantos / Sony Pictures Classics

第75回ベルリン国際映画祭が、明日13日から23日までの11日間の日程で開幕する。ベルリナーレ・パラストをメイン会場とし、ベルリン市内の25会場で応募総数8,084作品の中から選ばれた199作品(レトロスペクティヴ部門など一部を除く)が上映される。映画祭のオープニングは、地元ドイツ出身のトム・ティクヴァ監督の「The Light」が飾る。映画祭と並行して開催される業界イベント、ヨーロピアン・フィルム・マーケットは7日間(13日〜19日)、ベルリナーレ・コプロダクション・マーケットは5日間(15日〜19日)、ベルリナーレ・タレンツは6日間(15日〜20日)の日程で行われる。

映画祭の顔でもあり最高賞となる金熊賞を競うコンペティション部門には、レオノール・セライユ監督の「Ari」、リチャード・リンクレイター監督の「Blue Moon」、ライオネル・ベイヤー監督の「The Safe House」など19作品がノミネートされている。17作品がワールドプレミアでの上映、8作品が女性監督による作品、9名の監督が過去に同映画祭で作品を上映されている。各部門の受賞作品は、現地時間の22日18時から行われるアワードセレモニーで発表される。

今年は、日本から6作品が選出されており、パノラマ部門に藤原稔三監督の「ミックスモダン」、フォーラム部門に小田香監督の「アンダーグラウンド」、ジェネレーション部門に横浜聡子監督の「海辺へ行く道」、短編部門に水尻自子監督の「普通の生活」、短編特別部門に泉原昭人監督の「ウィータ・ラカーマヤ」、クラシック部門に増村保造監督の「清作の妻」がプログラムされている。また、ドキュメンタリー監督の想田和弘氏が、ベルリナーレ・ドキュメンタリーアワードの審査員を務めることが発表されている。

ベルリン国際映画祭