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「グランメゾン★パリ」サン・セバスティアンでワールドプレミア

「グランメゾン★パリ」 | Courtesy of San Sebastián International Film Festival

今週20日から9日間の日程で、第72回サン・セバスティアン国際映画祭が、スペイン北東部の都市サン・セバスティアンで開催される。今年の応募総数は4813作品、上映本数は254作品(長編172作品、中編4作品、短編73作品、シリーズ5作品)、ワールドプレミアは55作品となる。オフィシャルセレクション部門のオープニングは、オードレイ・ディヴァン監督の「エマニエル」が飾り、クロージングはジョン・クローリー監督の「We Live in Time」が務める。

日本からは4部門7作品が選出されており、映画祭の最高賞ゴールデン・シェルを競うオフィシャルセレクション部門に、黒沢清監督の「蛇の道」、上映時間やカテゴリーを問わず革新的な作品を上映するザバルテギ・タバカレラ部門に、奥山大史監督の「ぼくのお日さま」、五十嵐耕平監督の「SUPER HAPPY FOREVER」、宇和川輝監督の「ユリシーズ」、学生作品を対象にしたネスト部門に、平田雄己監督の「ピクニック」、食をテーマにしたカリナリー・シネマ部門に、塚原あゆ子監督の「グランメゾン★パリ」と上杉哲也監督の「北の食景」がプログラムされた。

世界屈指の美食の街としても知られるサン・セバスティアン。同映画祭の独自部門として食をテーマにしたカリナリー・シネマ部門があり、映画を通して食文化への理解を深め、食にまつわる様々な活動の発展を目的に、バスク・カリナリー・センター(料理大学)主催で開催されている。今年は「グランメゾン★パリ」と「北の食景」の他に、パコ・プラサ監督の「ムガリッツ No Bread, No Dessert」、ガルデル・ガステル=ウルティア監督の「プラットフォーム2」、イアン・チェイニー監督の「SHELF LIFE」など5作品が上映される。

サン・セバスティアン国際映画祭