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カンヌ 豪華ラインナップでパルム・ドールを競う

「メガロポリス」| © 2024 CAESAR FILM LLC. TOUS DROITS RÉSERVÉS.

14日から12日間の日程で、第77回カンヌ国際映画祭が開幕する。今年も著名な監督から期待の新人監督の作品まで、世界中から話題作が集結した。その映画祭のオープニングを飾るのは、クエンティン・デュピュー監督の「A Second Act」。非コンペティション部門では、ジョージ・ミラー監督の「マッドマックス:フュリオサ」がワールドプレミアを迎える。コンペティション部門の審査員長には、大ヒット映画「バービー」を監督したグレタ・ガーウィグが就任し、是枝裕和監督も審査員の一人に選ばれている。

映画祭の最高賞パルム・ドールを競うコンペティション部門には、フランシス・フォード・コッポラ監督の「メガロポリス」や、ヨルゴス・ランティモス監督の「憐れみの3章」、キリル・セレブレニコフ監督の「リモノフ -ザ・バラッド-」など、豪華注目作22本がラインナップされた。昨年は同部門で是枝監督の「怪物」が最優秀賞脚本賞を、ヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」が最優秀男優賞を受賞し話題となったが、今年は日本からのノミネートはなかった。

今年のオフィシャルセレクションの応募総数は約9000本、上映本数は130本。日本からは、ある視点部門に奥山大史監督の「ぼくのお日さま」がノミネートされており、クラシック部門にジャン=リュック・ゴダール監督の「SCÉNARIOS」と黒澤明監督の「七人の侍」が選出されている。独立部門となる監督週間には、山中瑶子監督の「ナミビアの砂漠」、久野遥子監督と山下敦弘監督による「化け猫あんずちゃん」、山村浩二監督の「とても短い」の3作品が選出された。

カンヌ国際映画祭