ファンタジア アジア最多44作品上映
今日から22日間の日程で第23回ファンタジア国際映画祭がカナダのモントリオールで開幕する。日本からアジア最多の44作品が選出されており、映画祭のオープニングに中田秀夫監督の「貞子」が北米プレミアで、クロージングには今石洋之監督の「プロメア」がカナダプレミアで上映される。「ミステリー・オブ・ザ・ナイト」(フィリピン)、「ブラッド・オン・ハー・ネーム」(アメリカ)、「シライサン」(日本)、「1BR」(アメリカ)、「ザ・ディーパー・ユー・ディグ」(アメリカ)、「ホームレッカー」(カナダ)はワールドプレミアでの上映となる。
シュバル・ノワール・コンペティションには石井裕也監督の「町田くんの世界」、中島哲也監督の「来る」、佐藤信介監督の「キングダム」、長久允監督の「WE ARE LITTLE ZOMBIES」が選出。セレクション2019には山戸結希監督ら女性映画監督によるオムニバス映画「21世紀の女の子」、野口照夫監督と山本清史監督による「劇場版 光のお父さん」、二宮健監督の「チワワちゃん」、矢口史靖監督の「ダンスウィズミー」など18作品が選出された。各部門の受賞作品は審査員賞が7月21日、観客賞が8月2日に発表される。
参加ゲストには75名の監督やスタッフ、出演者が発表されており、日本からも山本監督、矢口監督、雨宮慶太監督などが来場し、舞台挨拶やQ&A、マスタークラスが行われる。7月31日に行われる雨宮監督によるマスタークラスでは、これまでに手がけたキャラクターやモンスターの紹介や作品の制作秘話などが語られる。