第18回高雄映画祭が開幕!!
第18回高雄映画祭が今日から17日間の日程で、高雄市立図書館や高雄市電影館など5会場で開幕する。今年のオープニングの一つに深田晃司監督の「海を駆ける」が選出され、冨永昌敬監督の作品特集が組まれるなど、日本映画29作品が上映される。会期中には深田晃司監督、冨永昌敬監督、三木聡監督、岩切一空監督らの舞台挨拶が予定されている。
同映画祭は一般公募作品の上映を行うインターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門(賞金総額360万円)を2011年に設立し、世界各国の短編映画祭と連携し新人監督の発掘に力を入れている。特にアジア作品の選出を積極的に行っており、今年からアジア作品を表彰するアジアン・ニューウェーブ・アワード(賞金66万円)も設置された。
今年のコンペティションには93ヶ国3,203作品の応募があり、4ヶ月の審査期間を経て選出された76作品(国際部門45作品、台湾部門20作品、VR部門11作品)が賞を競い合う。コンペティションで上映される作品の多くは、カンヌやロカルノ、ロッテルダム、クレルモン・フェランなど著名な映画祭で賞を受賞しており、最高賞にあたるグランプリの行方に注目が集まる。
【高雄映画祭】