台北映画祭 「万引き家族」など10作品を上映
第20回台北映画祭が今月28日から7月14日までの17日間の日程で開幕する。会場は台北の中心部にある台北公会堂、台北新光シネマズ、光點華山シネマの3箇所。日本からは「万引き家族」など10作品が招待作品として上映される。
カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し現在日本でも公開中の「万引き家族」や、同じくコンペ部門出品作品で濱口竜介監督の「寝ても覚めても」などがVISIONS部門で上映される。特に「万引き家族」は映画祭公式サイトでも賞の受賞を大々的に報じるなど大きな期待が寄せられている。同部門では7月7日に音楽家・坂本龍一を追ったドキュメンタリー「Ryuichi Sakamoto: Coda」が、7月8日と10日に大林宣彥監督の「花筐」が上映される。
その他にも、富名哲也監督の初長編監督作品となる「Blue Wind Blows」がASIAN PRISM部門で、白石和彌監督の「孤狼の血」、池田曉監督の「うろんなところ」、清原惟監督の「わたしたちの家」がWILD TALES部門で上映される。一般公募枠の国際新人監督部門には88ヶ国から553作品の応募があり、日本作品の選出はなかったが台湾、中国、フィルピンなどの作品12本が選ばれた。
【台北映画祭】